KAKAN 25ss

どーもおはこんばんにちは。かわいーです。
 
目まぐるしく色々なブランドの新しいアイテムが毎日やってくる。
そして売り場もそれに伴い色が変わっていく。
気分上々↑↑で袖通せ!パーリナイ!と最高ですわな。
そんな、かけてよミラクルnumberという期待に応えられる売り場を
ぐるっと店内一周して印象に残る、目が行くブランドは、僕は今KAKANかな。
 
 
みなさん人間のアレテーって知ってますか。
僕のハマっていたアニメの24話冒頭の
『ソクラテスだか、アリストなんちゃらだかが言ってたらしいな。
全てのもんにはアレテーがある。
その賢人達曰く、人間のアレテーは考える事。お前のアレテーはなんだ。』
このパン屋の店主の言葉が妙に頭に残る。
 
鳥のアレテーは飛ぶ事。
椅子のアレテーは座られる事。
いわゆる、アレテーとは得意な事。夢中になれる事だそうで。
 
考えてしまうわけですよ。
頭の中が騒がしい僕は、
右上ら辺にいる達観している僕が真正面の僕にお前のアレテーは?と聞いてもパッと!ピッと!プ○ミス。
否っパッと!ピッと!でない。
アイデンティティがない。生まれない。らららら…
opはそれじゃねぇ。と
 
ぼっちちゃんの暴走モードみたいなそんな事を考えながら、インスタを漁っていたら。
好きなブランドのHPに飛んでいました。

 

 

KAKANのアレテーは
服を作る事なのかな。なんて別の事に着地…笑笑
 
上記の文章は、こんな僕の駄文にお付き合いしてくれる人にはきっと非常に共感を得られる文だと思う。
僕が入荷を知って初めて読んだVOGUEでのKAKANのインタビューの時も同じ事を言っていた。
このブランドにとても魅力を感じたのを覚えてる。
 
人の個性や生き方を表現する上でファッションはなくてはならない
だって学校や会社に属していたら身だしなみを整えろとかって言われるわけで、
もっと規模を大きくすると社会に属していたりしたら無頓着で良い訳がない。
裸でいていいのは王様だけだから。
 
だから第二の皮膚を選択するみたいな感覚で
でもその中でも人と違う肌の色になる為には…的な事を考えていたりする人と
それについて話したりするのがとても好きな時間だし。
色々なそんな話を聞きたいからこの仕事をしているんだと思うし。

 

KAKAN [rroomm exclusive]Tribal Tattoo Knit BROWN
KAKAN [rroomm exclusive]Tribal Tattoo Knit BEIGE 

 

今回の別注なんてそんな第二の皮膚という言葉がぴったりじゃん。
tribal tatooをイメージした柄のニットで肌の色に見立てた2色で展開している。
 

 
tribalとはこういうものらしい。
俺はどこの部族で。みたいな。部族社会の話に。
そんな中でも役職や階級なんかで模様が変わることもあるらしい。
服を着ていなくたって身だしなみを気にしないといけないんだから尚更前途の内容がよぎる。

 

KAKAN MOHAIR JACQUARD CARDIGAN
 
KAKANの25ssは、一言で表現すると『リゾートコレクション』だそうで。
“ファッション”が誰かと差をつける手段でなく、
身に纏う人にとって、自分自身を少しでも好きになるためのものである様に。
そんな思いを込めて制作されている。

 

KAKAN ROUND KNIT ZIP HOODIE
KAKAN ROUND SHORTS
 
着てもらってる彼も普段ならこういうスタイリングはしないんじゃないかな。
でも変態的なメガネやじゃら付けの小物達が彼らしくて。
リゾート地とか知人の居ない土地に行って人目が気にならないから自分を解放する。普段と違う自分を出せる。
そしてこんな僕も良いな。って思える。
その時は新しいと感じる感覚なんだろうけどそれもいつも持ってる自分だったりする。
言葉にすると矛盾を感じるからAIにはない感覚で
人間らしくってなんか良いなと思えて、ファッションの面白さなんじゃないかな。
 
という様なニュアンスの発信を言葉は少し変えたけど彼女が投稿していた。
めっちゃわかるんですよ。これ。

 

KAKAN HORIZONTAL COLLAR SHIRT
 
LOOK撮影の秘話もそこには書いてあったけど、
花観さんの人間味が溢れててめちゃくちゃ良かったし。気になる人はアカウントにとんで読んでみてください。

そんな解放を繰り返して自分を知る事。
そして冒頭のアニメのOPの制作者が目指す。
『マイノリティの中のマジョリティな歌』『学校のクラスの中で1人か2人に深く刺さる歌』
みたいな表現を1日1日のスタイリングで自己表現できればと思って洋服を着ています。僕は。

 

KAKAN HANDSPUN VEST
 
相変わらず手紡ぎ手編みのシリーズも圧巻で、
こういうところからも人柄や大事にしてる部分が滲み出ててクラフトマンシップが突き刺さる。
初めはinstaのメインフィードにサクッとあげようかな。と軽い考えで物撮りしてたけど、
コレクションの意図を知って、その投稿の文章なんて書こう。
長くなるな。blogにしとくか。
みたいな感じに急遽書き出した訳で。
ちゃんと伝えたいと
 
 
『心を動かされる、動かせるブランド』
 
 
だと改めて実感しました。
 
書きながら僕のアレテー考えていたんですが、
服を買う事やみる事に関しては、
明らかに予算オーバーながら、
交友費、食費を削ればなんとかなると買ってきたつもりだし。
個性豊かな色々な場所でみてきたつもり。情報収集もそう。
 
だから僕のアレテーは、
服に関わる事なのかなと。
クリエイションなんかは、できる人に任せて、
服のおかげで繋がれた好きな人達のそばにいれたら
 
今はいいかな。
 
また会ったらみんなも教えてねみんな。
日の光がある間に投稿したかったんですけど、結局僕も夜にたらたら書いちゃったなぁ。
まっまずはもっと定期的に書こうと思います。押忍!
 
それでは、またrroommで。

2025.04.22

yasudayasuda